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ナチュラルな香り
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Aromatherapy salon   「プルミエール」の日記
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協会
2006年 12月 03日 *
金曜日は朝から日本アロマ環境協会でお仕事、
そして、午後は協会で資格制度委員会、夜は委員会の忘年会
と、一日、協会漬けでした

いつも思うのですが、
協会のお仕事をしているとたくさんたくさんいい刺激を受けます
仕事に対する姿勢、アロマに対する姿勢

忘年会の時には普段は聞けないような貴重な話をたくさん聞くことが出来ました
同じ委員で現在ケアマネージャーとして癌患者のお世話やお年寄りのお世話などを
されている窪山先生にいろんなお話しをお聞きしました

その中でも、興味深く、そして心を動かされたお話

痴呆になった人の行動でその人の過去がわかるそうです
大切に育てられた人は、身体的に介護が必要になっても
いつも笑顔で周りの人に接している
その反対に、幼少時代や強いトラウマを持っている人は
突然そのときの記憶から暴れだし、感情をむき出しにする
痴呆が始まった人は本能で生きるようになるそうです
なので、今まで理性で抑えていた感情や記憶が表に出てくるそうです
その代表的なものとして幼少時の育てられ方、環境、そしてトラウマ等があるようです

父が最期を迎えたとき、いったいどんなことを考え、どんな人生だったと振り返ったのか
痴呆の症状はなかったものの、
年齢的に高齢だった父は戦争の弾丸を肩に数発受け
地獄のような世界を生きぬいてきました
私の知る限りでは安定した入院生活を送っていましたが
時々当時の話を何度も繰り返し私に聞かせてくれたのは
彼にとってはやはり大きな衝撃とトラウマになっていたのでしょうか
そのときに私にアロマという知識があれば
もっと違う最期を迎えてもらえたかも、、、、、と
窪山先生の話を聞きながら、そんなことを思ったりもしました

私がアロマの世界に出会ったのは父がなくなって1年ほどしてからでした

忘年会の席では
アロマテラピーの学校の宮川先生からもいろんなお話しをお聞きしました
窪山先生や、今現在アロマの世界を代表している先生方と
協会を発足した当時の話など

今は会員数が30000人を超え、大きな組織として存在していますが
最初は狭い狭いオフィスで、これからの日本のアロマをどうしていこうか
どうやていこうかと先生達が膝をつき合わせ、時に大きな声で言い合いになりながらも
皆、向かう方向が一つ
アロマテラピーに対する愛情があったからこそ、現在の協会になり、
そして日本のアロマテラピーが存在する
そんな先生たちの話を聞いていると、自分のサロンで手一杯で
時に弱音を吐いている自分がとても小さく感じました

本当にいろんな意味で協会は刺激になります
by premiere-aroma | 2006-12-03 22:29 | 日々のこと *
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